デリカシーのない人

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小学校の、4年生だったかなあ。

国語の授業で、

「デリカシーのない人」

という文章を学びました。

 

確か、

ぐちゃぐちゃになった切符をポケットから出して、投げるように改札で渡す人

などの例が載っていた気がします。

 

切符を、改札で渡す・・・

というあたりで、昭和感ハンパないですが(笑)

 

でも、この、

「デリカシーのない人」

という話が、なぜか強烈に心に残っています。

同世代の方で、思い出された方もいらっしゃるでしょう。

 

そして、今日、何気なく立ち寄ったコンビニで、何気なく見かけた灰皿で、この、

「デリカシーのない人」

の行為であろう状態を見つけてしまいました。

 

 

画像の通りの状態です。

灰皿にのっているタバコも、周りに散乱しているタバコも、同じ銘柄でした。

 

おそらく、車内の灰皿を、このコンビニのこの灰皿に開けていったんでしょう。

これぞまさに、

「デリカシーのない人」

の行為だと思います。

 

考えてみると、最近、ちょくちょく、

「デリカシーのない人」

に出会います。

 

高度な教育を受けてきたはずの一流企業の社員でありながら、挨拶一つできないヤツ。

そういうやつは、得てして、

「ごめんなさい」

「すみません」

が言えないヤツでもあります。

 

 

うちの子供たちには、

「勉強しろ!」

なんて、言ったことはありません。

「こんにちは」

「ありがとう」

「すみません」

だけは、必ずはっきり言え!とだけは言ってきました。

 

 

これで、少しは、

「デリカシーのある人」

に育ってくれたと思います。

 

 

 

そして、この光景を目撃して、

「デリカシーのないやつがいるなあ」

なんて思いながらも、そのまま放置して帰ってきた自分自身、

「デリカシーのない人」

かな?

 

なんて、猛烈に反省しながらこれを書いています。

「ごめんなさい」

 

 

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