ここのところ、毎年のことですが、この時期になると、
「代理店手数料体系のご案内」
なるものが送られてきます。
要は、来年度は、こういう代理店に対して手厚く手数料を払いますよ・・・
という、保険会社からの通達です。
まあ、写真にすると、

こんな、なんてことはない冊子です。
しかし、これ、我々保険代理店にとっては、
「経営の根幹を揺るがす」
くらい、大事件です。
毎回、毎回、こんなものに振り回されなくてはなりません。
弊社は、先週の段階で、保険会社担当者から今回の変更点について、詳しく説明を受けていましたが、いきなりこれが送られてきたら、間違いなく、
「イラッ」
とすることでしょう。
思い起こしてみると、この、
「手数料体系の見直し」
には、まったくポリシーが感じられません。
例えば、
自動車保険を早期に更改しよう!
ってことで、前月までにどのくらい更改したか?
という、
「早期更改率」
という数字を手数料ポイントに反映させていた時期がありました。
ところが、今では、すでにそんなポイントはありません。
もっとひどいのは、
「代理店の法人化ポイント」
代理店を、法人化したら手数料ポイントをあげましょう・・・
という措置でした。
このポイントがあれば、法人化に必要な申請諸費用くらいはペイできます。
なんて、ふれこみでしたが、今はもうありません。
今回の変更点について、ここで詳しく述べることはしませんが、保険会社に次ぐ、
「なんでこうもポリシーがないわけ?」
いいと思った制度は、もっと長期なビジョンをもとに導入してほしい。
1年で、ポイ捨てする制度なんて、いつか破綻するでしょう。
ぜひ、よく考えて!