先日ご案内した、「自賠責保険」ですが、結局、
「平均13%の値上げ」
で決着しました。
この理由は、
極端な値下げにより、赤字化した。
傷害に関する支払保険金が増えた。
ためだと説明させていただきました。
そして、今日、発表されたのが、値上げ幅です。
と、ここで、よく考えてください。
「平均13%の値上げ」
といいますが、この上げ幅は、車種によって全く違います。
個人的に、非常に気になったのが、
「軽自動車」
の、保険料が、約20%の値上げになっていること。
これは、当然ながら、
「金融庁の判断」
ということになっています。
しかし、そのまま真に受けていいものなのか?
疑問です。
そもそも、
「軽自動車」
とは、世界中で日本独特の規格です。
税金面、車庫証明、などなど、軽自動車には独特のメリットがあります。
さらに、
排気量が550CCから660CCに引き上げられたり、
車体サイズが大きくなったり、
特に不景気のご時世においては、人気が上がっています。
車名ごとのランキングには、
ミラ
ワゴンR
など、ベスト10に、毎年相当数の車種が入ります。
特に、昨年は、ホンダから発売された、
「N」
シリーズが高い人気を呼んでいます。
このような状況が、どうにも気に食わないのが、
「アメリカ」
だと言われています。
今話題の、TPPでは、
「軽自動車規格の撤廃」
を、アメリカは求めてくるとも言われています。
このあたりから推測するに、
「自賠責保険の値上げ」
に関して、軽自動車の値上げ幅が大きいのは、
「アメリカからの圧力?」
なんて、うがった見方をしてしまいます。
もちろん、先日、ここに記したように、今回の保険料見直しで、
「正当な保険料に戻った」
というべきでしょう。
しかし、軽自動車の値上げには、
「外圧」
の存在を疑ってしまいます。
もちろん、これは、筆者の推測にすぎません。