保険会社の旧態依然たる悪癖

201382164328.png

 

保険会社の社員の大好きなものってご存知ですか?

保険関係者なら、間違いなくこう答えるでしょう。

 

「キャンペーン」

 

だと。

 

 

 

キャンペーンとはなにか?

まあ簡単に言えば、新商品、新特約が出た時などに、代理店に競わせて販売する手法です。

 

 

どこの代理店が、何件売った!

とか、

どこの代理店が、いくら売った!

とか、で盛り上げる販売手法の一つです。

 

 

このキャンペーンというのは、必ずしも一つとは限りません。

いろんなキャンペーンがありすぎて、本末転倒、

何をどうしたらいいのかわからなくなることがあるくらいです。

 

 

 

実は、7月末まで、一つ画期的なキャンペーンが行われていて、終了しました。

 

 

 

このキャンペーン、何が画期的だったのか?

それは、

「なぜこのキャンペーンをやるのか?」

を、社員にプレゼンテーションしてもらったことです。

 

 

通常、キャンペーンというのは、社員主導で押し付けられるのが常です。

そこで、今回は、キャンペーンを行う理由を社員にプレゼンしてもらったわけです。

 

 

 

その内容の如何によっては、キャンペーン不参加もありにしようということで始めました。

正直言って、このプレゼンには、全く期待していませんでした。

まあ、おそらく販売手法をロールプレイングして見せて、

 

「こんな感じで売ってください。」

 

という手のものになるんだろうと思っていました。

 

 

 

ところが、ふたを開けてみたら素晴らしいプレゼンに感心しました。

 

代理店にとって、

なぜこのキャンペーンが必要なのか?

なぜこの商品を拡販するべきなのか?

この商品の拡販の先に何が待っているのか?

をこと細かく説明してくれたわけです。

 

 

この、

代理店にとって・・・

というのが最大のポイントです。

 

 

どうしても、自分自身の目線からやってしまいがちなこの手のプレゼン。

 

 

資料を作ったのは、女性社員と聞いて納得しました。

旧態依然としたキャンペーンも、女性が加わるだけで、一気に変化します。

 

 

この段階で、

女性が入ったから・・・

というのも、古臭い差別だとは思いますが、このような女性の躍進は大歓迎です。

 

 

 

これをきっかけに、保険会社が少しずつ変わっていく。

究極の目標を見つけて、今回のキャンペーンは終了したといえるでしょう。

 

 

 

 

 

 

ちなみに、皆様のおかげさまをもちまして、本キャンペーンにおいて、弊社は、

優勝

させていただきました。

ありがとうございました。

2024年4月
« 3月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930