あおり運転=悪というけれど

法律改正もあり、ますます話題の、

「あおり運転」

ですが、確かに危険なあおり運転は問題です。

しかし、一つ考えていただきたいことがあります。

それは、

「通せんぼ運転」

も、問題だということです。


そもそも、

「あおり運転」

の舞台になりがちな、高速道路は、その多くが、二車線以上です。

にもかかわらず、無理な追い越しが、時に、

「通せんぼ運転」

にもなる可能性があるということです。


例えば、

5mの長さがある車両Aが時速90キロで走行中

5mの長さがある車両Bが時速95キロで走行中

車両Bが、前方の車両Aを10m手前から追い越しをかけるとします。

追い越し後に、車両Aの10m前方の走行車線に戻るとしましょう。


この場合、

車両Bが追い越して走行車線に戻るまでの、

時間は 21.74秒

距離は 573m

も必要になります。


もし、車両Bの後ろに時速100キロの車両Cが追いついた場合、

上記の時間と距離の間、車両Cは後方を走ることになるわけです。


これが、

「あおり運転」

のきっかけになることは、多々あるでしょう。


つまり、車両Cにしてみれば、車両Bに、

「通せんぼ運転」

されていると考えられても不思議ではないということです。


車両Bにしてみれば、自分より遅い車両Aを追い抜きたい。

しかし、車両Cにしてみれば法定速度内にもかかわらず、遅い車に、

「通せんぼ」

されていると感じるということです。


ぜひ、この、

距離と時間

が必要だということを考えていただきたいのです。


追い越しをするならば、後方を確認後、

「追い越すまでには、これだけの距離と時間が必要」

だという意識を持ってください。


もちろん、悪質なあおり運転は問題です。

しかし、道路の流れに乗れない、

「通せんぼ運転」

の問題も忘れてはならないと思います。