実は、弊社が取扱保険会社である、
「NKSJひまわり生命保険株式会社」
の監査対象に選ばれまして、その準備などに追われていました。
保険会社が言うには、
「金融庁が、今後、保険代理店の募集、個人情報の管理を直接指導してくる可能性がある。」
ということでした。
特に、今、金融庁がメスを入れようとしているのが、
「委託募集人」
の存在。
これについては、後述します。
さて、左は地震保険の都道府県別付帯率。
必ず来る!といわれている東海地震の震源に近い、我が静岡県は、上位5位に入っていません。
我々代理店の問題もあるかもしれませんが、それだけ割り切った方が多いともいえるでしょう。
話変わって、画像は、昨日の報知新聞・静岡版。
昨日立ち寄ったガソリンスタンドで、偶然目にした記事です。
富士市松本
「わかな鮨」
さんです。
実は、時々寄らせていただいています。
後々知ったのですが、おかみさんは、中学の同級生の姉でした(笑)
そんな縁もあって、寄るんですが、本当においしいですよ。
場所は、わが母校・県立富士高校の北西方向。
冨士高校の西門の前の道を北に進んでいけばわかると思います。
保険再委託販売を禁止 来店型ショップに影響
産経新聞 1月17日(金)7時55分配信
金融庁が保険代理店の規制強化に踏み切ることで、急成長してきた来店型の保険ショップは事業モデルの修正を迫られそうだ。代理店に代わって保険を販売する「募集人」の雇用コストが増すことに加え、「販売力を落とす保険ショップも出る」(アナリスト)との見方が根強いためだ。(塩原永久)
来店型の保険ショップは、店頭で複数の保険会社の商品を紹介する保険代理店の一種だ。
各社の商品を比較しながら選べる利便性から契約を増やし、事業を拡大してきた。
今回の金融庁の監督指針改正により、来店型ショップによっては、販売を委託してきた「募集人」と雇用契約を結ぶなどの対応を迫られるケースも出てくるとみられる。
一方、全国で約470店を展開する「ほけんの窓口グループ」は、来店型ショップの営業員はすべて直接雇用だが、訪問販売を手がける子会社が募集人を積極活用している。規制対応によって「雇用コストが上がるのは間違いない」(広報担当)という。
契約獲得で保険会社が保険ショップに依存する度合いはまちまちだ。大手生保は自前の営業部隊を持つ一方、外資系や新興企業などは保険ショップ経由の新規契約が約3割にのぼるところもある。
今回の規制強化は、不必要な保険販売を防ぐなど顧客保護が強化される反面、新興企業の競争力が弱まり、結果的に消費者の選択肢を狭める懸念も残る。
上記は、産経新聞の記事。
冒頭で述べた、「委託募集人」の問題が含まれています。
要するに、
「委託募集人」
の管理、教育が、保険代理店において、行えているのか?
が、最大の問題です。
弊社の所属する保険会社にも、
「委託募集人」
を置いている代理店は、存在します。
多いのが、それまで独立代理店として活動してきた方が、
挙積の減少
高齢化
などにより、委託募集人になるケースです。
保険会社にしてみれば、代理店の数を減らすことができ、代理店側も大型化するうえで手っ取り早い方法として一時期もてはやされました。
しかし、週一回の出社だったり、ミーティング程度で、募集人としてのクオリィティを維持できるかは、個人的には、甚だ疑問でした。
(上記は、極端な例で、すべてがそうだというわけではもちろんありません。)
これらは、すべて、お客様保護が目的です。
そういう意味では、どんどん推進してほしいものです。
「生命保険はマイホームにつぐ高い買い物です。」
などと、よく言ったもです。
レベルの低い募集人が減ることは、業界の信頼もアップし、お客様の不利益もなくなります。
WIN WIN WINで素晴らしいことでしょう。